聞く耳

コミュニケーションが、うまい人って、どんな人でしょう?

いろいろとあると思いますが、
コミュニケーションのうまい人の特徴の1つとして、
「話を聞くことがうまい」ということがあると思います。

コミュニケーションがあまりうまくいっていない人達を見ていると、
「聞くこと」が、あまり出来ていないようには、感じないでしょうか?

僕自身も、聞くことがへたくそなので、日々、試行錯誤の連続です。

「聞くこと」がうまくできるようになると、
それだけで、かなりコミュニケーションがスムーズになると思います。


なので、「聞くこと」というのは、
ふうえんプロジェクトの中でも、フォーカスしていて、
詳しく話してはいるのですが、
内容的には、具体的なテクニックというか、方法論になっています。

でも、ここでは、
「それ以前」の話をしてみたいと、思っているわけなんです。


始めに、僕自身のことを話します。


実は、「聞くこと」に関して、ややコンプレックス的なものを
持っていました。

それは、「耳が聞こえにくい」ということ。


話しかけられていることは、わかっていても、
何と、言っているのか、その言葉がわからない。

何となくの雰囲気は、伝わってくるのですが。。。

当然、聞くことに対して、ストレスを感じるわけです。

といっても、病院などの検査では、正常なんです。
だから、余計に辛かった。


でも、いつのまにか、ずいぶん良くなっていて、
あんまり気にならなくなったのです。


「それは、なぜか?」


ということより先に、
なぜ、検査では、正常なのに、聞こえにくいのか?
という、原因を探っていきたいと思います。


まぁ、検査で問題がないので、
単に、頭が悪いんじゃないか?と思ったりもしていましたが、

今となっては、
「人の話を聞こうという意識」が、少なかったからではないか、
と、そう感じています。

普段から、人の話を聞こうと意識していないのに、
必要な時だけ、しっかり「聞き取りたい」
といっても、それは無理な話かもしれません。

それは、例えば、

スポーツで、全然練習しないのに、
試合では、良い成績を残したい。

というような感じなのかもしれませんね。

原因は、「聞く」というコンディショニングができていない。

で、考えられる対策としては、普段の会話で、
「聞くことを意識すること」があると思います。


相手の話すことに、興味を持って、
真剣に聞くようにする。

さらに、それを、普段から心がける、


対策としては、これだけのようにも思いますし、
すっごく大切なことだと感じます。


でも、それ以外にも、
聞く耳のコンディショニングに最適で、お勧めの方法が。


これは、僕自身が試してきたこと。
というより、意識していなかったけど、
結果的に、聞くトレーニングになっていたという方法を紹介します。

その方法とは?


「音声を聞く」


ということ。

「人が話をしている音声」を聞くということです。

音楽・ミュージックでは、ありません。
人が話しているものです。


これは、僕自身、3・4年くらい前から、
ほぼ毎日のように実践している方法です。

毎回、毎回、新しい音声ではなく、
同じものを何回も繰り返し聞くという、スタイルをとっています。

もちろん、定期的に新しい音声を仕入れるのですが、
基本的に、繰り返しを前提として、聞いています。


これは、今では習慣になっていて、
外出時や、ウォーキング、1人で食事する時など、
不都合のない場面では、できるだけ聞くようにしています。

朝起きて、ヘッドホンを装着してから、洗面台にいく
というようなこともしていたり。(笑)


それで、この「音声を聞く」ということをするようになってから、
人の話を聞くことが、以前より、出来るようになった。

そして、「聞こえにくい」というコンプレックスみたいなものも、
あまり、感じることが少なくなったんです。
気がついたら、そうなっていた。


いえば、音声を聞くことが、
「話を聞くトレーニング」になっていたのでは、
と思うようになりました。


いえば、閉じてしまっていた「聞く耳」の回路を開けた!
というような感じで。


音声は、勉強のために、聞いていたのですが、
聞く耳のトレーニングにもなっていたなんて、
これを、一石二鳥というのかも♪


まだまだ、「人の話を聞く」修行は、続きますが、
以前よりは、かなり良くなってきているので、
この方法は、意外に使えるかもしれないなぁ〜、と思って、
今回のメルマガで取り上げてみました。


僕みたいに、人が話している時に、
聞いているふりをしながら、
次に、自分が話すことを考えがちな人にとっては、
「音声を聞く」というが、
かなり役立つトレーニングになるかもしれません。


まぁ、そんなわけで、「聞く耳のコンディショニング」について、
実体験から、気づいたことを話してきましたが、

基本は、
普段の実際の会話の中で「聞くことに意識を向ける」ことです。


ついつい、自分の話・意見に集中しがちな人は、
相手の話に耳を傾ける、意識を持っていくことで、
コミュニケーションの質は、ぐっと上がってくると思います。

そして、僕みたいに、「聞くこと」自体に抵抗がある人は、
音声を活用するのも、1つの手ですので、参考にして頂ければ
と。


聞くトレーニングをしつつ、
夫婦のコミュニケーションの質を高めていきたい、

という方には、
こちらをお勧め致します。

P.S. 次回は、また違った角度からの話を予定しています。

それでは、のちほど!

つつしん


 

「抵抗」の違うパターン  ⇔  環境

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